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我が家には子どもが3人います。上の2人は娘で、いま大学生と専門学校生です。
防災の備えを見直してきて、水も食料も簡易トイレも「5人分」で数えてきました。
今回、内閣府のリストと突き合わせて、手が止まりました。娘2人に必要なものを、1つも数えていませんでした。
📋 この記事でわかること
- 内閣府の備蓄チェックシートに載っている女性用品6品目
- 生理用品以外に見落としやすい3つ(防犯ブザー・中身が見えないゴミ袋・使い捨て下着)
- 備える量の目安は一人あたり最低3日分
- 費用は1人あたり2,000円台から
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読者女性用の備えというと、生理用品を入れておけばいいのでしょうか?
fufuそれだけではありませんでした。内閣府のリストには防犯ブザーや中身の見えないゴミ袋も入っています。理由を知ると、外せないものばかりでした。
結論:内閣府のリストには6品目が載っています
結論から言うと、女性用品の備えは生理用品だけではありません。
内閣府男女共同参画局の「災害対応力を強化する女性の視点」というガイドラインには、備蓄チェックシートが付いています。そこに挙げられている女性用品が、こちらです。
| No. | 品目 | 我が家の状態 |
|---|---|---|
| 1 | 生理用ナプキン(普通、長時間向け等) | ❌ 備蓄なし |
| 2 | おりものシート | ❌ 備蓄なし |
| 3 | サニタリーショーツ | ❌ 備蓄なし |
| 4 | 防犯ブザー/ホイッスル | ❌ 備蓄なし |
| 5 | 中身が見えないゴミ袋 | ❌ 備蓄なし |
| 6 | 女性用下着(各種サイズ) | ❌ 備蓄なし |
出典:内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン」備蓄チェックシート
6つとも用意していませんでした。 水と食料は5人分そろえたのに、ここだけ丸ごと抜けていたことになります。
さらに、若い年代についてはこう書かれています。
若者(女性):女児用下着(発達段階ごとに適したサイズ、形態のもの)/防犯ブザー・ホイッスル
サイズと形が「発達段階ごと」に指定されています。 家族の年齢が変われば、中身も変える必要があるということです。
そして数量の目安も明記されています。
個人によってニーズは異なりますが、一人あたり最低3日間の量を備蓄することが望まれます。
⏱ 1分でわかる要点まとめ
- 防犯ブザー/ホイッスル。内閣府のリストに3回登場する唯一の品目
- 中身が見えないゴミ袋。捨てられないと、交換をがまんすることになる
- 使い捨て下着。洗えない・干せないため令和7年8月に追記された
✔ 目安は一人あたり最低3日分。生理用品は1周期分をまるごと確保する
女性の防災グッズで見落としやすい3つ
6品目のうち、生理用品と下着は想像がつきます。問題は残りの3つでした。
①防犯ブザー/ホイッスル(避難所での防犯と居場所の合図)
正直に書くと、最初は「なぜ防災の備蓄に防犯ブザー?」と思いました。
内閣府のリストでは、女性用品と、若者(女性)と、妊産婦の3か所すべてに防犯ブザー/ホイッスルが入っています。 3回も出てくる品目は他にありません。
理由を考えると、答えは1つしかありません。避難所や避難生活では、普段とは違う環境で見知らぬ人と過ごすことになるからです。仕切りのない場所、暗い通路、共用のトイレ。そこで身を守る手段が要るという前提でリストが作られています。
これは我が家にとって、いちばん重い指摘でした。娘2人が避難所で過ごす場面を、具体的に想像したことがなかったからです。
防犯ブザーは1,000円前後(2026年9月時点の楽天市場の価格帯)で買えます。電池が入っているので、防災グッズの期限をまとめた記事に書いたとおり、点検日に音が鳴るか確かめてください。
②中身が見えないゴミ袋(防臭タイプを選ぶ)
これも読んだときに、意味が分かるまで少し時間がかかりました。
避難所には、使ったものを捨てる場所があるとは限りません。 そして仮にあっても、透明のゴミ袋しかなければ、中身が周りから見えます。
捨てられないと、次が使いにくくなります。 交換をがまんすることが、衛生の問題に直結します。
数十円の袋ですが、これがないと他の備えが機能しなくなるという種類のものでした。
選ぶなら、色だけでなく「防臭」と書かれたタイプにしてください。避難所でも在宅避難でも、ゴミを出せない期間が続きます。 見えないことと、においが漏れないことは別です。サニタリー用の消臭袋やチャック付きの防臭袋なら、この2つを同時に満たせます。
③使い捨て下着(令和7年8月に追記されました)
内閣府はこのチェックシートを更新しています。令和7年8月25日に「女性用品」部分へ使い捨て下着等が追記されました。
追記された理由も、シートに書かれています。
避難所では物干し場がなかったり、断水により洗濯できない可能性もあるため、使い捨て下着やおりものシートがあると衛生を保つために便利です
洗えない、干せない。 そこまで考えて備えたことはありませんでした。水の備蓄は飲むためと調理のためで計算していて、洗濯のことは頭にありませんでした。
使い捨て下着は数百円から1,200円前後(2026年9月時点の楽天市場の価格帯)で、かさばりません。
女性用品の備蓄量は?生理用品は1周期分が現実的
数量の目安は、内閣府のシートに明記されています。一人あたり最低3日間の量です。
ただし生理用品については、3日という日数だけでは決まりません。周期のどこで被災するかが分からないからです。
| 考え方 | 内容 |
|---|---|
| 最低ライン | 内閣府の目安どおり、一人あたり3日分 |
| 現実的なライン | 1周期で使う量をまるごと1セット |
| 数え方 | 普段1回の生理で使う枚数を数えて、その分を確保する |
| 種類 | 普通用と長時間用の両方(夜と昼で必要なものが違う) |
「3日分」で足りるのは、被災した日が周期の終わりに近かった場合だけです。 始まった直後だったら、3日では終わりません。
枚数の目安を、数字で出します
「1周期分」と言われても、初めて数える人には見当がつきません。実際に自治体が使っている基準と、一般的な目安を並べます。
| 枚数 | 出どころ | |
|---|---|---|
| 自治体の備蓄基準の例 | 1人1日6枚 × 3日分=18枚 | 岐阜市(12歳以上〜50歳以下を対象) |
| 生理の日数 | 3〜7日程度 | ユニ・チャームの案内 |
| 1周期分の目安 | 20〜40枚程度 | 上の2つから計算した幅 |
パックに直すと、昼用を1〜2パック、夜用を1パックというのが1周期分のイメージです。昼と夜で必要なものが違うので、片方だけそろえても足りません。
ただし、これはあくまで幅です。 個人差が大きいので、いつもの生理で使った枚数を一度数えてもらうのがいちばん確実です。
我が家は娘が2人なので、2人分をそれぞれ用意する必要があります。姉妹だから共用でいい、という話にはなりません。
我が家の点検結果と、これから買うもの
改めて数えた結果を出します。5人家族で、水も食料もトイレも5人分そろえたつもりでいました。
| 備え | 状態 |
|---|---|
| 水・食料・簡易トイレ | 5人分で計算済み |
| 娘2人分の女性用品 | 6品目すべてなし |
| 防犯ブザー | 家族の誰の分もなし |
「人数分そろえた」と思っていたのは、全員に共通するものだけでした。人によって必要なものが違う、という視点が抜けていたわけです。
あのとき、備蓄リストを作った日に、家族一人ひとりの名前を書いて、その人に必要なものを下に並べておけばよかったと思います。品目から数えると、こうなります。人から数えれば、抜けません。
買うものと費用
| 品目 | 費用の目安 | 誰の分 |
|---|---|---|
| 生理用品(普通用・長時間用) | 1周期分 | 娘2人それぞれ |
| おりものシート | 数百円 | 同上 |
| 使い捨て下着 | 数百円〜1,200円前後 | 同上 |
| 防犯ブザー | 1,000円前後 | 家族全員分 |
| 中身が見えないゴミ袋 | 数百円 | 共用 |
※2026年9月時点の楽天市場の価格帯です。
1人あたり2,000円台からそろいます。防災の備え全体から見れば、決して大きな金額ではありませんでした。にもかかわらず、まるごと抜けていました。
【失敗しない選び方】セット品は「防犯ブザー」と「使い捨て下着」が入っているかだけ先に確認してください。この2つは入っていない商品が多く、足りない分を単品で買い足すほうが安く済みます。
※特定の商品ではなく検索結果へのリンクです。
🔔 防犯ブザーは家族全員分そろえる価値があります
内閣府のチェックシートでは、女性用品・若者(女性)・妊産婦の3か所すべてに防犯ブザーとホイッスルが挙げられています。避難所や避難路で身を守る手段としてだけでなく、がれきの下敷きになったときに居場所を知らせる道具にもなります。1,000円前後(2026年9月時点の楽天市場の価格帯)で、電池式なので置きっぱなしにできます。
置き場所は1か所では足りません。通学カバン・通勤バッグ・非常持出袋と、その人が普段いる場所の数だけ必要になります。我が家なら娘2人分に加えて、非常持出袋にも1つ。まとめて買うほうが結局は安く済みます。
選ぶときは大人が持っても浮かないシンプルなデザインと、雨に濡れても動く防水タイプを見てください。学童向けの目立つものは、大人のバッグには付けにくくなります。
※特定の商品ではなく検索結果へのリンクです。
置き場所は「持ち出し用」と「自宅用」で分ける
そろえたあと、どこに置くかで迷いました。結論として、2か所に分けます。
| 置き場所 | 入れるもの | 考え方 |
|---|---|---|
| 持ち出し袋(本人が持つ) | 生理用品数日分・おりものシート・使い捨て下着・防犯ブザー | 本人が自分で持てる形にする |
| 自宅の備蓄 | 1周期分・下着の替え・ゴミ袋 | 在宅避難のときはここから使う |
分けるいちばんの理由は、家族と離れているときに被災する可能性があるからです。 我が家の娘2人は、大学と専門学校に通っています。平日の昼間に地震が来たら、家にいません。
自宅にどれだけ備えても、本人が持っていなければ意味がない場面があります。通学カバンに数個入れておくだけでも違います。
持ち出し用は「チャック付きの袋」に入れる
カバンに入れるときのコツが2つあります。
| コツ | 理由 |
|---|---|
| チャック付きのポリ袋に入れて、空気を抜く | かさばらない。カバンの中で散らばらない |
| 同じ袋が防水にもなる | 雨や浸水で濡れると使えなくなる |
入れる量は1〜2日分(5〜8枚程度)で十分です。 残りは自宅の備蓄から補います。普段のポーチに入る量にしておくと、持ち歩きが続きます。 量を増やすと結局出してしまうので、そこは欲張らないほうがいいと思います。
我が家の場合、在宅避難の備えを中心に考えてきましたが、家族が別々の場所にいる前提が抜けていました。 ここも点検し直すつもりです。
家計から見ると、優先度は高いほうです
金額を並べると、判断が変わります。
我が家は防災の維持に年6,300〜9,500円かかると計算しました。今回そろえるのは1人あたり2,000円台で、しかもそのほとんどが期限で切れないものです。防犯ブザーも使い捨て下着も、買い直しはほぼ発生しません。
費用が小さく、抜けている度合いが大きい。 我が家の備えのなかで、いま最も費用対効果が高いのはここでした。
固定費を削って浮いたお金を、こういう抜けに回す。削るのは目的ではなく、必要なところに回すための手段だと思っています。
💡 数千円の枠は、固定費のどこかで作れます
子どもが3人いると、教育費だけで年間300万円を超えます。それでも備えの数千円は別に確保しておきたい。固定費は「保険 → 通信 → 車の保険 → サブスク」の順に効きます。我が家が5人家族で年間95万円を削ったときに、何をやめて何を残したのかを金額の大きい順に並べました。
月10万円の固定費を断捨離した40代のリアル|やめてよかった全リストを読むよくある質問
Q. 防災の女性用品は何を用意すればいいですか?
A. 内閣府男女共同参画局の備蓄チェックシートには、生理用ナプキン(普通・長時間向け)、おりものシート、サニタリーショーツ、防犯ブザー/ホイッスル、中身が見えないゴミ袋、女性用下着(各種サイズ)の6品目が挙げられています。令和7年8月には使い捨て下着も追記されました。生理用品だけではない点が、いちばん見落とされやすいところです。
Q. 生理用品は何日分あればいいですか?
A. 内閣府の目安は一人あたり最低3日分です。枚数で言うと、岐阜市は1人1日6枚×3日分=18枚を備蓄基準にしています。 ただし周期のどこで被災するかが分からないので、現実的には1周期分(20〜40枚程度)を確保しておくほうが安心です。パックなら昼用1〜2パック+夜用1パックが目安です。個人差が大きいので、いつもの生理で使った枚数を一度数えておくのがいちばん確実です。
Q. なぜ防犯ブザーが防災の備蓄に入っているのですか?
A. 避難所や避難生活では、普段と違う環境で見知らぬ人と過ごすことになるからです。内閣府のチェックシートでは、女性用品・若者(女性)・妊産婦の3か所すべてに防犯ブザーとホイッスルが挙げられています。がれきの下敷きになったときに居場所を知らせる道具にもなります。1,000円前後で買えます。
Q. 中身が見えないゴミ袋はなぜ必要ですか?
A. 避難所では、使ったものを捨てる場所が確保されているとは限らないからです。透明の袋しかなければ中身が周りから見えます。捨てられないと、交換をがまんすることにつながり、衛生の問題になります。 数十円のもので他の備えが機能するかどうかが変わります。
Q. 使い捨て下着はなぜ勧められているのですか?
A. 内閣府のチェックシートに、「避難所では物干し場がなかったり、断水により洗濯できない可能性もあるため、使い捨て下着やおりものシートがあると衛生を保つために便利です」と書かれています。令和7年8月25日に追記された内容です。洗えない・干せない状況を前提にした備えという位置づけです。
Q. 持ち出し用はどう入れておけばいいですか?
A. チャック付きのポリ袋に入れて、空気を抜いてください。 かさばらず、カバンの中で散らばらず、そのまま防水にもなります。 入れる量は1〜2日分(5〜8枚程度)で十分です。多く入れると結局出してしまうので、普段のポーチに入る量にしておくと持ち歩きが続きます。
Q. どこに置いておけばいいですか?
A. 持ち出し袋と自宅の備蓄に分けてください。 平日の昼間は、家族が学校や職場にいて家にいないことがあります。本人が自分で持てる形で数個をカバンに入れておくと、離れている場所で被災しても対応できます。自宅には1周期分と替えの下着、ゴミ袋を置いておきます。
まとめ:品目から数えず、人から数える
- 内閣府の備蓄チェックシートには、女性用品として6品目が挙げられている
- 見落としやすいのは防犯ブザー/ホイッスル・中身が見えないゴミ袋・使い捨て下着の3つ
- 目安は一人あたり最低3日分(岐阜市は1人1日6枚×3日=18枚)。生理用品は1周期分(20〜40枚程度)が現実的
- 持ち出し用はチャック付きの袋に1〜2日分。 ゴミ袋は防臭タイプを選ぶ
- 防犯ブザーは3か所すべてに登場する。避難生活で身を守るため、そして居場所を知らせるため
- 費用は1人あたり2,000円台で、そのほとんどが期限で切れない
我が家は5人家族で、水も食料も簡易トイレも5人分そろえました。それでも、娘2人に必要なものは1つも数えていませんでした。
理由ははっきりしています。品目のリストから数えていたからです。 水、食料、トイレ、電気。全員に共通するものを並べて、人数を掛けていました。その数え方では、人によって違うものが抜け落ちます。
今日できることは1つです。紙に家族の名前を縦に書いて、その人にしか要らないものを下に書き出してください。 名前から数えると、抜けているものがすぐ見えます。買い物はそのあとで間に合います。
洗えない・干せない状況への備えです。※特定の商品ではなく検索結果へのリンクです。
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