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以前、避難所に行かずに自宅で過ごす「在宅避難」の備えを調べたとき、一つ疑問が残りました。「でも、家にいられない状況になったら?」です。

自宅が倒壊の危険がある、火災が迫っている——そうした場合は在宅避難ではなく避難所への移動が必要になります。そのときに持ち出す防災リュックについて、選び方を調べてみました。

最初に正直にお伝えすると、我が家はまだ防災リュックを用意できていません。同じように「防災セットって色々あるけど、結局何を基準に選べばいいの?」と迷っている方に向けて、調べた内容をまとめます。

📋 この記事でわかること

  • 防災リュックを選ぶときの3つの基準
  • 家族の人数別に必要な数・中身の違い
  • ヘルメットは本当に必要か

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結論:防災リュックは「1人1つ」が基本

調べて分かった結論は、防災リュックは家族で1つではなく、1人につき1つが基本という考え方です。

理由はシンプルで、避難時にはぐれる可能性があるからです。1人1つ持っていれば、たとえ家族と離れてしまっても、それぞれが最低限の備えを持った状態で避難所にたどり着けます。

小さなお子さんの場合は大人が代わりに持つ、または軽量版を用意するなど、年齢に応じた調整が必要です。

💡 子どもがいる5人家族(我が家)の場合の考え方:「5人分も持てない」という場合は、大人が『命を守る最優先グッズ+子ども用最小限』を分担して背負い、小学生以上の子どもには自分の防寒着やライトが入った軽めのリュックを持たせるなど、年齢に応じた役割分担をするのが現実的だと考えています。

防災リュックを選ぶときの3つの基準

①重さ:女性・高齢者は5kg前後が目安

防災リュックは重すぎると避難の妨げになります。成人男性でも10kg前後、女性や高齢者は5kg前後を目安に選ぶのが良いとされています。中身を詰め込みすぎず、「背負って歩けるか」を基準に選びましょう。

②中身の網羅性:非常用持ち出し袋の基本セット

最低限必要とされるのは、以下のような品目です。

  • 水・非常食(1〜2日分。備蓄用の水食料は別枠で自宅に置くため、リュックは移動用の最小限でOK)
  • 携帯トイレ
  • 懐中電灯・モバイルバッテリー
  • 救急セット・常備薬
  • 現金(小銭を含む。停電時はキャッシュレス決済が使えない)
  • 身分証明書のコピー・保険証のコピー

③ヘルメットの有無

見落とされがちですが、地震による落下物・倒壊物から頭を守るヘルメットは重要な装備です。かさばるのが難点ですが、折りたたみ式や帽子型の簡易ヘルメットなら持ち出し袋に収まりやすくなっています。

調べていて分かったのは、ヘルメットは防災セットに入っていないことが多いということでした。「〇〇点セット」と大きく書かれていても、内訳を見ると入っていない。あとから買い足そうとすると、そこで一手間かかります。

セットを比較するときは、点数の多さよりヘルメットが含まれているかどうかを先に確認したほうが早いと思います。


家族の人数で選ぶ防災リュック

家族の人数によって、必要なリュックの数と中身の組み合わせが変わります。

家族構成 選び方の考え方
1人暮らし 1人用セット(リュック+基本装備)を1つ
夫婦2人 2人用セット、またはヘルメット付きのセットを検討
子どもがいる家庭 大人の人数分+子ども用の軽量セットを追加検討

避難所生活で特に苦労するのが「床の硬さ・冷気による睡眠環境の悪化」と「移動中の落下物・倒壊物からの頭部保護」だと調べていて感じました。

福島県で被災した防災士が立ち上げたブランド「ひかりBOSAI」は、東日本大震災の被災経験から生まれた背景を持ち、1人用・2人用・3人用と家族構成別のセットを展開しています。避難所での睡眠環境を確保する寝袋(シュラフ)付きモデルや、移動時の安全を守るヘルメット付きモデルが選べる点が、実際の避難時に困るポイントをカバーした特徴だと感じました。

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💡 「防災士厳選39点セット」との違い:[在宅避難の記事](/posts/a76-zaitaku-hinan/)で取り上げた39点セットは基本アイテムを幅広く揃えたタイプ、ひかりBOSAIは被災経験をもとにした商品設計とヘルメット・寝袋の選択肢が特徴です。中身を見比べて、自分の家庭に合う方を選ぶのがおすすめです。

まとめ:防災リュックは「1人1つ・重さ・中身・ヘルメット」で選ぶ

  • 防災リュックは家族で1つではなく、1人につき1つが基本
  • 重さの目安は成人男性10kg前後、女性・高齢者5kg前後
  • 水・食料は最小限(1〜2日分)でOK。自宅の備蓄は別枠で用意する
  • ヘルメットは見落とされがちだが重要な装備
  • 家族の人数に合わせてセットを選ぶと迷いにくい

正直なところ、我が家もまだ防災リュックは用意できていません。ただ、選ぶ基準が分かったことで、次に何を確認すればいいかがはっきりしました。まずは家族の人数を確認するところから始めてみませんか。

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よくある質問

Q. 防災リュックは家族で1つでいいですか?

A. 1人につき1つが基本です。避難時にはぐれる可能性があるため、それぞれが最低限の備えを持てるようにしておくのが安心です。小さなお子さんの分は大人が代わりに持つなどの調整をしてください。

Q. 防災リュックの重さはどのくらいが目安ですか?

A. 成人男性で10kg前後、女性・高齢者で5kg前後が目安とされています。重すぎると避難の妨げになるため、詰め込みすぎないことが大切です。

Q. リュックにも水・食料をたくさん入れるべきですか?

A. リュックは移動用なので1〜2日分の最小限で十分です。3日〜1週間分の本格的な備蓄は自宅の在宅避難用として別に確保しておくのが現実的です(詳しくは在宅避難の備えをまとめた記事で解説しています)。

Q. ヘルメットは本当に必要ですか?

A. 地震による落下物・倒壊物から頭を守るために重要な装備です。かさばるのが難点ですが、折りたたみ式や帽子型の簡易ヘルメットなら持ち出し袋に収まります。

Q. どのブランドの防災セットを選べばいいですか?

A. 中身の構成やコンセプトで選ぶのがおすすめです。幅広いアイテムを揃えたセットもあれば、被災経験をもとに開発されたブランドもあります。自分の家庭の人数や重視したいポイントに合わせて比較してみてください。


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