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「カーローンを払い終えたのに、車検証の所有者がまだディーラーのまま……」
ローンを完済したあとに、この状態に気づく人は多いと思います。我が家も同じでした。ヴォクシーのカーローンを前倒しで払い終えて、所有者を自分の名前に変える「所有権解除」をすることになりました。
ディーラーに聞くと、手続きをまるごと頼むと代行料が1〜2万円かかるとのこと。そこで、陸運局(自動車検査登録事務所)に自分で行ってみました。
結果は、かかったお金は1,100円、窓口での手続きは40分でした。
この記事では、ディーラーからもらう書類、自分で用意する物、当日の流れを、実際にやった順番どおりに書きます。
📋 この記事でわかること
- 所有権解除を自分でやったときの費用(1,100円)と、代行との差
- ディーラーからもらう3点の書類と、自分で用意する物
- 陸運局(自動車検査登録事務所)での当日の流れと、かかった時間
- やってみて分かった「最初にディーラーへ伝えておくこと」
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結論:車の所有権解除は自分でできた。費用1,100円・40分
⏱ 1分でわかる要点まとめ
- 所有権解除は自分でできる。我が家は費用1,100円(印鑑証明2通400円+印紙700円)、窓口40分
- ディーラーに頼むと代行料は1〜2万円と言われた。自分でやれば、ほぼ実費だけで済む
- ディーラーから譲渡証明書・印鑑証明書・委任状の3点をもらい、自分の印鑑証明・実印・車検証を持っていけばスムーズ
✔ 最初にディーラーへ「自分で陸運局に行きます」と伝えるところから
所有権解除は、自分でもできる手続きです。 平日の午前中に行けるなら、思っていたよりずっと簡単でした。
| 自分でやった場合(我が家) | ディーラーに頼む場合 | |
|---|---|---|
| かかるお金 | 1,100円(印鑑証明2通400円+印紙700円) | 実費+代行料1〜2万円(ディーラーで聞いた金額) |
| 自分が動く時間 | 窓口で約40分(平日の午前) | ほぼなし |
| 書類が届くまで | ディーラーに頼んでから約1週間 | 同じくらい |
※印鑑証明の手数料は、我が家の自治体で1通200円でした。自治体によって違います。印紙代は、普通車の移転登録の手数料です(2026年4月の改定後の金額)。
差額は1〜2万円。 平日に半日ほど時間が取れるなら、自分でやる価値は十分にあると感じました。
所有権解除を自分でやる前に、ディーラーへ伝えること
カーローンを組んで買った車は、ローンを払い終えるまで、車検証の「所有者」がディーラーやローン会社になっています。ローンを完済したら、所有者を自分の名前に変える手続きが必要です。これが「所有権解除」です。
我が家の流れは、こうでした。
- ローンを完済する
- ディーラーに、所有権解除の書類を出してもらうよう頼む
- 約1週間で書類ができあがり、受け取る
- 平日に、自動車検査登録事務所(陸運局)へ行く
ディーラーに頼むときは「自分で行きます」と最初に伝える
ここで1つ、遠回りをしました。
最初にディーラーへ行ったとき、私は自分の名前で委任状を書きました。 手続きをディーラーに任せる前提の書類です。そのあとで「自分で陸運局に行きます」と伝えたので、自分の名前で書いた委任状は、結局使いませんでした。
最初から「書類だけください。陸運局には自分で行きます」と伝えていれば、書かなくてよかったと思います。
ディーラーに頼むときに持っていったのは、自分の実印と印鑑証明です。書類の持ち出しを頼んでから、できあがるまで約1週間かかりました。
所有権解除(名義変更)に必要な書類|ディーラーの3点と自分の物
当日に持っていった物は、次のとおりです。これでスムーズに手続きが終わりました。
| 誰が用意するか | 書類・持ち物 | ポイント |
|---|---|---|
| ディーラー(所有者) | 譲渡証明書 | ディーラーの実印が押してある |
| ディーラー(所有者) | 印鑑証明書 | ディーラーのもの。発行から3か月以内 |
| ディーラー(所有者) | 委任状 | ディーラーの実印が押してある。これを窓口に出した |
| 自分 | 自分の印鑑証明書 | 発行から3か月以内のもの |
| 自分 | 実印 | 申請書に押す |
| 自分 | 車検証と、車検証の記録事項 | 車検証が電子化されてからは、記録事項の紙もセット |
使った委任状は、ディーラーが書いてくれたものです。私が自分の名前で書いた委任状ではありません。ここを間違えないようにしてください。
※必要な書類は、車の種類や、ローン会社が所有者になっている場合などで変わることがあります。行く前に、所有者(ディーラーやローン会社)と、管轄の運輸支局のサイトで確かめてください。
⚠️ 軽自動車と、引っ越しをした人は要注意
- この記事は普通車(白ナンバー)の例です。軽自動車(黄色ナンバー)は、手続きの窓口が「軽自動車検査協会」になり、書類や費用も違います。軽自動車検査協会のサイトで確かめてください。
- 車検証の住所から引っ越している人や、名字が変わった人は、今の印鑑証明の住所・氏名と車検証の記載がつながらないため、前の住所が載った住民票などを追加で求められることがあります。行く前に、管轄の運輸支局で確かめておくと二度手間を防げます。
印鑑証明は2通取った
我が家は、印鑑証明を2通取りました。1通はディーラーに出す分、もう1通は陸運局に出す分です。どちらも発行から3か月以内のものが必要なので、取る時期に気をつけてください。
所有権解除の当日の流れと費用|登録事務所で40分
平日の午前中に行きました。順番どおりに書きます。
| 順番 | どこで | やること |
|---|---|---|
| ① | 近くの自動車整備振興会など | 収入印紙700円を買って、手数料納付書に貼る |
| ② | 自動車検査登録事務所 | 移転登録の申請書を窓口でもらう |
| ③ | 同じ | 申請書に、車体番号・ナンバー・所有者と使用者の住所と氏名を書いて、実印を押す |
| ④ | 同じ | 譲渡証明書の新しい所有者の欄に、自分の住所と氏名を書く |
| ⑤ | 同じ | ディーラーの3点・自分の印鑑証明・車検証などをまとめて窓口に出す |
| ⑥ | 同じ | 新しい車検証を受け取る |
| ⑦ | 自動車整備振興会など | 自動車税の申告書を書いて出す。これで終わり |
かかった時間は、全部で40分でした。 午前中で窓口が空いていたので、午後だともう少しかかるかもしれません。
自分でやってよかったこと・気をつけること
よかったこと
- 代行料1〜2万円がかからなかった。 かかったのは実費の1,100円だけ
- 車検証の所有者が自分の名前になったのを、その場で確かめられた
気をつけること
- 平日しかやっていない。 仕事を休むか、半休を取る必要がある
- 印鑑証明は発行から3か月以内。 早く取りすぎると使えない
- ディーラーには、最初に「自分で行く」と伝える。余計な書類を書かずに済む
カーローンを完済したら、自動車保険も見直しどき
所有権解除をするのは、ローンの返済が終わって、毎月の出費が軽くなったときです。このタイミングで自動車保険も一緒に見直すと、浮いたお金をさらに増やして、教育費や積立に回せます。
我が家は、ヴォクシーとピクシスの2台分の自動車保険を一括見積もりで比べて、補償を下げずに2台で年49,622円下がりました。くわしくは 自動車保険を一括見積もりしたら年約5万円下がった話|40代・2台持ち家族の実例と手順 にまとめています。
カーローンを前倒しで完済したあと、浮いた月3万円ほどが、結果的に子どもの塾代になった話は、子ども3人の教育費、実際いくら払っているか公開します|大学・専門学校・中3が同時進行 に書いています。
よくある質問
Q. 所有権解除は自分でできますか?
A. できます。 我が家は、ディーラーから書類をもらって、自分で自動車検査登録事務所に行きました。窓口での手続きは40分で終わりました。
Q. 所有権解除は陸運局で手続きするのですか?
A. 普通車は、管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所(いわゆる陸運局)で手続きします。 我が家のヴォクシーも、自動車検査登録事務所で手続きしました。軽自動車は「軽自動車検査協会」が窓口で、書類や費用も普通車とは違います。
Q. 所有権解除の書類は、何日くらいで届きますか?
A. 我が家は、ディーラーに頼んでから約1週間でした。 ローンの完済が確認されてから書類が出るので、完済の時期とあわせて考えておくと安心です。
Q. 所有権解除の費用はいくらですか?
A. 自分でやれば、我が家は1,100円でした。 印鑑証明2通(1通200円)と、移転登録の印紙代700円です。ディーラーに頼むと、代行料が1〜2万円かかると言われました。
まとめ
カーローン完済後の所有権解除を、自分でやった流れをまとめます。
- 費用は1,100円、窓口は40分。 ディーラーに頼むと代行料1〜2万円だった
- ディーラーからもらうのは、譲渡証明書・印鑑証明書・委任状の3点。 自分の印鑑証明・実印・車検証と一緒に持っていく
- 最初にディーラーへ「自分で行きます」と伝える。 自分の名前で委任状を書かずに済む
最初にやることは1つだけです。ローンを払い終えたら、ディーラーに「所有権解除の書類をください。陸運局には自分で行きます」と伝えてください。 そこから約1週間で、準備がそろいます。
正直に言うと、ディーラーで「自分で陸運局に行きます」と伝えたとき、担当の方にとても驚かれました。それまではディーラーが代わりに手続きする前提で、流れもすらすらと説明してくれていたのですが、私が自分で行くと言ったとたん、何度も席を外して確認しに行かれていました。ほとんどの人は、代わりに手続きしてもらっているのだろうと、そこで初めて知りました。
書類を受け取るときには「大変ですけど、頑張ってください」と声をかけられて、そんなに大変なのかと少し身構えました。でも実際にやってみると、ほとんど迷うことなく手続きが終わり、思っていたよりずっと簡単でした。
家族に「車の所有者が、ディーラーから自分に変わったよ」と話しても、あまりピンと来ていない様子でした。それでも私は、カーローンを払い終えて、この車がやっと本当に自分の車になったのだと、少し誇らしい気持ちになりました。
カーローンを払い終えて、「所有権解除って難しそう」と迷っている方へ。平日の午前に少し時間が取れるなら、自分で行っても大丈夫です。 1〜2万円の代行料を払う前に、一度だけ自分でやる道も考えてみてください。