「保険は安心を買うもの。そう信じて、家族が増えるたびに保障を厚くしてきました。でも、気がつけば家計を一番圧迫していたのは、その『安心料』だったのです。」
就職直後から担当者に言われるがまま保険に加入し続け、結婚・出産・子どもが3人になるたびに保険が増え続け、気がついたときには月7万円もの保険料を払っていました。
FP3級を取得し、書籍やYouTubeで学んだことで、ようやく自分が「マジック」にかけられていたことに気がつきました。保険を見直した結果、月5万円以上の節約を実現できています。
保険見直しの基本:「本当に必要な保障」を再定義する
保険の原則は「自分では備えられないリスクをカバーすること」です。
- 死亡保険:遺された家族が生活に困る場合に必要。公的保障(遺族年金)との重複を確認する
- 医療保険:高額療養費制度・付加給付があれば、貯蓄でカバーできるケースが多い
- 火災保険:住宅ローンがある場合は加入必須。ただし内容と保険料は見直せる
- 車の保険:対人・対物無制限は必須。車両保険・特約は内容次第で削れる
「何となく不安だから」という保険は、家計を圧迫するだけです。
私が体験した「保険地獄」からの脱出
月7万円の保険料の内訳は、生命保険・医療保険・がん保険・貯蓄型保険が複数重なった状態でした。
FP3級を学んで気づいたのは、公的保障(高額療養費制度・遺族年金)がかなりの部分をカバーしてくれるという事実です。
入院1日あたり5万円もの保障を持っていましたが、高額療養費制度があれば一般的な所得水準では月9万円が上限。さらに職場の健康保険組合の「付加給付」があれば、実質的な自己負担はさらに抑えられます。
見直し結果:
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| 死亡保障 | 約1億円 | 3,000万円 |
| 入院日額 | 約5万円/日 | 1万円/日 |
| 月々保険料 | 約7万円 | 約2万円 |
次に見直すべき2つの保険:火災・自動車
生命保険を整理した後、次に気になったのが「毎年自動更新されている」火災保険と自動車保険でした。
火災保険を一括見積もりで比較する
住宅を持っている方にとって、火災保険は必須です。ただし、「最初に入ったままの保険料」を何年も払い続けているケースが非常に多い。
一括見積もりサービスを使えば、複数の保険会社の保険料を同条件で比較できます。補償内容を維持したまま保険料を下げられるケースは珍しくありません。
火災保険の見直しポイント:
- 建物の構造(木造・鉄骨・RC造)によって保険料が大きく変わる
- 地震保険の有無・補償範囲は家族のリスク許容度で判断
- 「水災不担保」などの特約を外すことで保険料が下がる場合あり
自動車保険を一括見積もりで比較する
車の任意保険は、2台の見直しで月6,700円の削減に成功しました。
見直しのポイント:
- 対人・対物は無制限が基本(削らない)
- 車両保険と搭乗者保険は車の価値・使用頻度で判断
- 弁護士費用特約は2台に重複して加入する必要なし(1台でOK)
- 家族限定設定で保険料を抑える
一括見積もりなら、10社以上を同時比較できます。「今の保険が高いかどうか」を知るだけでも、一度使ってみる価値があります。
保険見直しの手順ガイド
| ステップ | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| ① 保険証券をすべて出す | 加入内容・月額保険料を把握 | 簡単 |
| ② 保険料を合計する | 総コストを可視化 | 簡単 |
| ③ 公的保障を確認する | 高額療養費・遺族年金を調べる | 普通 |
| ④ 不要な保険を洗い出す | 過剰な保障を特定 | 普通 |
| ⑤ 火災・自動車を一括見積もり | 比較して乗り換え or 継続判断 | 普通 |
| ⑥ 解約・変更を実施する | 保険会社に連絡 | 要検討 |
まずは①の「保険証券を1枚確認する」だけで十分です。
まとめ
保険見直しは難しく考えなくて大丈夫です。
- 生命・医療保険:公的保障を知ってから判断する
- 火災保険:一括見積もりで同条件での比較が可能
- 自動車保険:一括見積もりで複数社を比較し、更新時に乗り換える
月5万円の削減が実現できたのは、「知識を得て、数字で判断した」からです。感情ではなく事実に基づいて動けば、保険の見直しは怖くありません。