多子世帯給付金を受け取ったら「次の一手」|振込口座の選び方とポイント積立の仕組み作り

「多子世帯給付金の手続き、どこから始めればいいの?」と迷っていませんか? 2025年(令和7年度)から始まった大学無償化。扶養する子どもが3人以上いる世帯を対象に、所得制限なしで大学の授業料や入学金が減免される制度です。私立大学なら年間最大70万円の授業料が減免されます。 私自身、5人家族(子ども3人)として実際に手続きを経験しました。この記事では、申請手順と「受け取った後の賢い資金活用」を合わせてお伝えします。 多子世帯給付金の基本チェック 対象条件(ざっくり整理) 扶養する子どもが3人以上いること 子どもの年齢制限なし(高校生・大学生・専門学生もカウント) 別居でも扶養関係があればカウント対象 所得制限なし(資産要件はあり:給付型奨学金と組み合わせる場合は5,000万円未満) 減免額の目安 学校の種類 授業料の減免(年間) 入学金の減免 国公立大学 約54万円(全額) 約28万円(全額) 私立大学 最大70万円 最大26万円 私立専門学校 最大59万円 最大16万円 申請手続きのポイント(つまずきやすい3か所) ① 1年目と2年目で使うシステムが違う 申請の区分 使うシステム 手続きの内容 1年目(初めて) スカラネット 新規申請+書類の郵送 2年目以降 スカラネット・パーソナル 在籍報告のみ(原則パソコン入力のみ) スカラネットとスカラネット・パーソナルはIDが別々です。2年目に新しくIDを登録するために必要な奨学生番号は、初年度に届く「給付奨学生証」に記載されています。絶対に捨てずに保管してください。 ② 申請理由の記述は100文字以上が目安 「多子世帯のため申請します」だけでは、大学の窓口に受け付けてもらえないことがあります。家族構成・経済状況・学習意欲を含めた記述が求められます。 ③ 振込先は学生名義口座が基本(親名義への変更は大学に要確認) 給付型奨学金は原則として学生本人の口座への振込となりますが、大学によっては親名義への変更が可能なケースもあります。我が家は申請したところ親名義への変更ができました。ただし各大学・専門学校によって異なります。必ず在学校の窓口で確認してください。 給付金が振り込まれる口座、どれを使う? 年間数十万円が振り込まれる給付金。受け取る口座が「普通預金のまま」では、もったいない側面があります。 ネット銀行を給付金受取口座に設定するメリット: 金利が大手銀行の数十〜数百倍(普通預金でも0.1〜0.2%程度) ATM手数料が条件を満たせば無料 証券口座との連携でNISA積立が自動化できる 特に楽天銀行や住信SBIネット銀行は証券口座との自動連携(スイープ機能)があり、給付金が振り込まれた分を自動的にNISA積立に回す仕組みを作れます。 ポイントを貯めながら学費の支払いに活かす 給付金で授業料の差額が還付されるとはいえ、「いったん全額を払う」のが多子世帯給付金の仕組みです。 この「いったん全額を支払う」タイミングにクレジットカードが使えれば(大学・専門学校によって異なります)、高額の授業料支払いでポイントを大量に獲得できます。 カード払いが難しい場合でも、日常の積立投資や固定費の支払いにクレジットカードを活用することで、毎月コンスタントにポイントが貯まる仕組みを作れます。 クレジットカード活用の基本: 楽天カード:楽天証券での積立投資でポイント還元(楽天銀行との相性も抜群) 三井住友カード(NL):SBI証券との積立連携でVポイント還元 年会費無料でポイント還元率1%前後のカードから始めるのがおすすめ まとめ:受け取った給付金を「働かせる」仕組みを作る 多子世帯給付金は、受け取ることが目的ではありません。その資金をどう活かすかが、家計を長期的に安定させるカギです。 申請は期限厳守(1年目:5月頃/2年目:在籍報告の入力期限を学校で確認) 振込口座はネット銀行(金利・連携機能で有利) クレジットカードでポイントを積み上げる(日常の支払いを効率化) 「もらえるお金はしっかり受け取って、浮いた分を家族のために活かす」——家計最適化の基本は、まずここから始まります。

April 16, 2026 · 1 min